2011年10月30日

***今日も電話が多かったですね。パタヤは全く問題ありません***

★タイ時間10月30日10時30分
バンコク視察から帰ってきました。ニュースで流れる洪水の地域とは別に、まだ浸水していない日本人に関係の深いシーロム・スリーォン地区とスワナプーム空港を見てきました。今のところどちらも問題ありませんが、やはりバンコク市内行きは旅行社としては勧められる状況ではありません。これから写真付出張レポートを書きます（只今編集中*****http://www.akgthailand.com/20111029BKK.html）。パタヤに帰ってきたら眩しいばかりの陽射しに驚いています。昨晩寝ていない疲れもあって脂汗がにじみでていますが、残務とレポート処理で1人事務所で仕事です。

サードロードのソイ12にThe-Old-Seasonというバンド付のレストランがあります。そこの歌手「ヌン」さんは元AKG従業員です。料理結構美味しいです。クンオブウンセン（エビの春雨蒸し）美味しかったです。ヌンさんですが昼間も20時まで働き、21時から2時まで歌手活動、歌の間に店にお願いして出している自分のカクテルカウンターでお酒を販売する奮闘振りです。どうぞ応援してやってください。

30日現在の状況ですが、ニュースではバンコク北部はほぼ全域冠水と言っています。これから北部からの水がどこまで押し寄せるかが一番心配です。一部で水の流れを変える策が上手くいっていない所があるようで、とにかく水は北から真直ぐ南下しています。また、予想以上にバンコクの上部にあるパトュムタニ、アユタヤさらにもっと上流地にある水が多いようで、水の流れを変える策が上手くいかない場合はバンコク全域を覆いつくしてもおかしくはありません。ほとんど高低差のない平地での洪水は、津波と違い一気・一瞬ではなくゆっくりゆっくりと広がっていきますので、情報をこまめにチェックしていればさほど慌てないでも避難はできるとおもいます。一方、チャオプラヤ川の氾濫は状況が違います。バンコク市内は海抜ゼロ～2メートル、水位はすでにそれを超えています。2.5メートルの堤防で防御されていますが、一旦堤防が決壊すると一気に水が流れ出る危険がありますので河川流域は要注意です。ここ数日で日本人に馴染み深いところでは中華街や王宮近辺あたりが浸水しました。今後1,2週間はこの地区、そして必至に防御しているスクンビットのソイ偶数地区は要注意です。バンコク北部には当面行かない方が良い（行けない）と思いますが。中心部は洪水になっても何とか動ける程度と予想されます。業務で行く方は避難する心構えで行けば大丈夫だと思います。遊びの方は行っても（行けても）肝心の遊び先が休み、従業員の大半が休み、水等の物資不足に上水道の強烈な消毒臭等で楽しくないと思います。